のだめカンタービレ 最終楽章 前編

プラティニ国際音楽コンクールでの優勝後、千秋はルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者に。早速オケの偵察に行く千秋だったが、まったくやる気の感じられない団員たちの態度を目の当たりにし、がく然としてしまう。一方、のだめはコンセルヴァトワールの進級試験を控え、練習に励む毎日を送っていた…。


原作読んでない、ドラマ・アニメところどころしか見てない人の感想です。
ううん…正直、映画にする必要あったのか? という感じ。フランスの風景はきれいだし、演奏もすばらしいのだけど、それだけだった。内容はテレビドラマでやっているようなのとなんら変わりはないし、これならお正月特番として放送すればよかったのに。
ですよねー。
後編への続き方も中途半端というか、普通に毎週やってるドラマの終わり方と同じような感じで思いっきり続いてるから、これで四月まで待たされるというのは…。しかものだめがショックを受けてズーンと沈んだところで終わり。なんだかもやもやしてしまって、それまでのストーリーがよかったとしても、観終わった直後、素直におもしろかったねー! という感想が出てこないだろうこれ。
アニメーションやら人形やらパンモロやら、なんでもありなところはおもしろかった。ボロボロボレロで泣きそうになる千秋先輩の顔も見もの。
ただこれは完全に個人的な好みの問題だけど、シリアスなシーンまでぎゃぼぎゃぼ言われるのはちょっと…。のだめがそういうキャラなんだってことはわかってるし、そこが魅力のひとつなんだろうけど、でも実写でやられるとさすがに勘弁。
とかなんとか書きましたが、人気あるし人入ってるし、ファンのかたなら楽しめるんじゃないかと思います。ハイ。
★★